圧迫療法

弾性ストッキングをは履くことで、ずいぶん楽にもなりますが、残念ながら履き続けることで完治することはありません。

圧迫療法(弾性ストッキングについて)

医療用弾性ストッキングとは、伸縮性に富みその圧により血流を助ける作用を持ったストッキングです。 医療機関でも販売しており、的確なサイズや圧力を提示してもらえます。 医療用の弾性ストッキングを履くことは、静脈の正常な血液の流れを促します。足のだるさやむくみ、こむら返りなどは血流が滞っているために起こる症状で、弾性ストッキングを履くことでこれらの症状は緩和させることができます。

Q:弾性ストッキングで完治しますか?

A:残念ですが、弾性ストッキングを履くことで静脈瘤が治ることはありません。 病院などで下肢静脈瘤の予防などですすめられる医療用の弾性ストッキングは、あくまでも下肢静脈瘤の進行の防止や術後のケアとして用いられます。伸縮性の強い弾性ストッキングは、それを履くと脚全体を圧迫することで滞ってしまった血液の流れを助けることはできますが、根本的な原因である血管の治療まではできません。ただし、病状の現状維持や進行防止にとても効果的です。日常的な予防法として、また術後のケアとして用いられる治療法であるといえます。